便秘にココナッツオイルは救世主？

便秘が頑固な時にココナッツオイルが救世主になるという方がいらっしゃいます。

便秘に対しては食事療法も試みた、生活習慣を正してもダメ、運動療法は続かなかった…

そんな頑固な便秘を経験した方が、ココナッツオイルで便秘を解消できたという話をよく耳にするのです。

ここでは、便秘とココナッツオイルとの関係性についてご説明します。

では、どうして便秘にココナッツオイルが良いのでしょうか？

それは、頑固な便秘の原因の一つに、食品に含まれる「食品添加物」が指摘されているからです。

まず、私たちが普段口にしている食品のほとんどには「食品添加物」が含まれています。

たとえば、お肉の加工食品であるハムやソーセージ、お惣菜やお弁当、ビスケットやスナック、チョコレートなどのお菓子類などなど・・・

そんなさまざまな食品には食品添加物が含まれます。

食品の裏表示を見ると原材料名などはあいまいですが、日本人の1日の食品添加物の摂取量は、およそ10gといわれています。

１日の量にすると、「なんだ、そんなものか」と思われるかもしれません。

しかし、それが年間にすると3650g、つまり3.65Kg！

これは相当な量となります。

実は、そんな食品添加物は腸内環境を悪化させると言われています。

何が起きるのかというと、食品添加物は腸の絨毛（じゅうもう）というヒダにはりつくことで便をたまりやすくしてしまうのです。

ココナッツオイルは、この食品添加物による腸内環境の悪化を改善する効果が期待されており、便秘の解消に一役買ってくれると言えそうです。

ガンコな便秘に対して効果的にココナッツオイルを摂るためには、どうすれば良いのでしょうか？

実は、ココナッツオイルで絨毛のひだにくっついた食品添加物を流すためには、何でも良いというわけではありません。

「ヴァージンココナッツオイル」が良いとされています。

ヴァージンココナッツオイルは無精製・無添加・非加熱抽出でつくられている、自然に近いとてもピュアなオイルなのです。

そのため、ココナッツオイルの良い成分が精製過程で破壊されていないんですね。

そんなヴァージンココナッツオイルが便秘にはおススメなのです。

ただし、ココナッツオイルは摂取しすぎるとアレルギーを発症したり、下痢を起こしてしまう原因になります。

１日の摂取は、大さじ２杯程度が良いとされております。

「でも、ココナッツオイルなんて使い方がわからない！」

・・・という声も聞こえてきそうですね。

でも、お菓子作りに使用したり、バターの代わりにパンに塗るなど意外と簡単に摂取できる方法もあります。

毎朝のコーヒーにいれてみるのも良いかもしれません。

自分に合ったココナッツオイルの取り入れ方で便秘を解消しましょう。